社長日誌 Vol.9「AIチャットbotの未来と、僕らが先駆けでやってきたこと」

2026.3.1(日)|大石 湧斗(おおいしゆうと)

今日は兄と、AIチャットbotの可能性について深く話し込んだ。

気がついたら何時間も経っていた。でも話し足りないくらいだった。今日はその中で考えたこと、感じたことを、できる範囲で書いてみようと思う。


AIチャットbotは「ただのチャット」じゃない

まず前提として、僕が言う「AIチャットbot」は、世間一般がイメージするものとはたぶん少し違う。

経営の壁打ち、商品企画の設計、マーケティング戦略、営業・セールス、事業計画——あらゆる分野の書籍や成功法則、定石をカスタマイズして学習させたAIチャットbotは、正直に言うと、一般的なインスピレーションのない社員よりも使える。

こう書くと怒られるかもしれない。でも事実だと思っている。

方針を一緒に考えてくれる。資料作成まで一気通貫でやってくれる。しかもわかりやすくまとめる。このまとめる技術も、専門のデザインスキルやライティング技術をセットしてAIに読み込ませることで、精度がどんどん上がっていく。

さらに言うと、AIチャットbotとAIエージェントを組み合わせて、AI同士が会話して、専門のAI同士がより良くなるまで試行錯誤を繰り返し、納得がいったら次の工程に移行する——ということがもう可能になっている。

うちの会社でも実際にパソコン1台をAIエージェントとしてカスタマイズして運用している。……ここから先は企業秘密なのでこの日誌に記すだけにしておく。


小さい会社が大きく戦える理由

このAIの活用が何を意味するかというと、僕らみたいな組織的に小さい会社でも、それ以上の効果や効力を発揮できるということ。

多種多様なシステム開発や事業展開ができる理由がここにある。人数が少ないことはハンデじゃない。AIを本気でカスタマイズして使いこなせれば、大きな組織と同じかそれ以上のアウトプットが出せる時代になっている。

コンサルティング会社に怒られるかもしれないけど、大量の知識を学習させた会社専属のコンサルティングAIが作れる時代は、もうすぐそこだと思っている。いや、僕らの中ではもう来ている。


健康を届けるAI

兄と話していた中で、ひとつ具体的な方向性が見えてきたものがある。

Vol.5で少しだけ触れた自社プロダクトの話。テーマは『健康』。パーソナルトレーナーの知識や管理栄養士の知識を学習させたダイエットサポートAIとして、より多くの人に手軽に健康が届く仕組みを作っていく。

アイデアだけじゃない。僕らには実際のデータ、知識、経験、実績がある。それらを活用して世の中に普及させていきたい。仕組みやロジックの詳細はまた追って解説する。


先駆けでやってきた自負

最近、ピボットの経済メディアでAIチャットbotの話題を見た。コンサルを極めた情報を学習させたコンサルAIのIPが出てきて、それを買ってカスタマイズして自社のチャットbotを作る——そういう戦い方がどんどん主流になっていくという内容だった。

これを見たとき、正直ふたつの感情があった。

ひとつは「やっぱりな」という感覚。僕らはこれをずっと先駆けでやってきた。 事業自体は5年目、法人は2期目のベンチャーだけど、生成AIが普及してからAIチャットbotに特化して走ってきた自信がある。日本のAIチャットbot企業もリサーチしたし、裏で実際に費用を叩いて導入してみたりもした。カスタマイズ性や細かい部分で、まだまだだなと感じるものが多い中で、僕らは大田呉服店のAI女将で実際に予約機能をつけて売上につなげている実績がある。

もうひとつは焦り。世の中にどんどん広まっていくということは、競争も激しくなるということ。でも、先駆けでやってきた蓄積は簡単には追いつかれないと信じている。


2027年、ほとんどの企業がデータ化で分かれる

僕の予想では、2027年くらいにはほとんどの企業が独自のAIチャットbotを持つような
データが資産になっている会社が次のDX化AI化に繋がり、その分かれ目が顕著に出るようになると思う。

建築、不動産、運送業、呉服・アパレル、飲食——それぞれの業界に特化した独自のIPを作って、その業界の成功法則やノウハウを学習させる。それを各企業にカスタマイズして提供していく。データ化からデータ活用、AI活用へ。ビジネスモデルそのものが変わる時代がもう来ている。(僕らはすでに会話レベルでデータ化して会社の資産にしている。これを優秀なAIに読み込ませて分析すれば常にビジネスチャンスを見極めれる。)

ただ、ひとつ大事なことがある。

AIにできることはAIにやらせる。でも、AIにできないことは人間がやる。

着付けはAIにはできない。ディズニーランドのエンターテインメントのように、人が人の感情を動かして盛り上げることは、AIには代替できない。消防や介護の現場も、まだまだ人間の力が必要だと思う。

一人ひとりがAIを使いこなして、AIと共存して、AIを武器にして戦っていく。それが今後の社会での戦い方になる。でも、人間にしかできないことの価値は、むしろこれからもっと上がっていくんじゃないかと感じている。


今日の終わりに

兄と話していると、いつも思考が整理される。今日も深い1日になった。

僕らの方向性は間違っていない。完全オーダーメイドでAIチャットbotを作るという独自性を気に入ってくださるクライアントがどんどん増えてきている。それが何よりの証拠だと思う。

明日もまた自分に勝って、より強い自分になれるように。この社長日誌を書き始めてもうすぐ10日。毎日書くことで、自分の思考がどんどんクリアになっていく実感がある。

明日も変わらず、前に進む。


株式会社Milestone(マイルストーン) 代表取締役 大石 湧斗(おおいしゆうと) 社長日誌 Vol.9「AIチャットbotの未来と、僕らが先駆けでやってきたこと」

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