この記事は、沼津で商売をされている経営者の方へ向けた、少し手紙のような一本です。検索でたどり着いた県内・県外の方にも役立つ内容にしますが、今日はまず、同じ町の方に向けて書かせてください。普段のコラムより、少しだけ私たちの素顔が出る回になると思います。
私たち株式会社Milestoneは、静岡県沼津市に本社を置く、AIチャットボット・AIシステム開発の会社です。港の魚市場が動き出す朝も、商店街に夕方の買い物客が戻る時間も、狩野川沿いの通勤の流れも、私たちの日常の風景です。お客様のところへ向かう車の窓から、いつもこの町を見ています。この町で看板を掲げ、この町の会社のデジタル化を仕事にしています。創業からずっと、本店の住所は沼津のままです。
伝えたいことは、突き詰めれば一つです。デジタルやAIの相談相手を、東京ではなく、同じ町の中に持てます。「そんな会社が沼津にあるのか」と思われた方にこそ、読んでいただきたい。実際、初めてお会いする地元の経営者の方から、一番よくいただく言葉がこれなのです。読み終える頃には、「デジタルの話は遠くの誰かに頼むもの」という思い込みが、少し変わっているはずです。
沼津で商売する、ということ
まず、私たちが見ている沼津の商売の風景から話させてください。
港と観光と、暮らしの商売が混ざる町
沼津は、いくつもの顔を持つ町です。港には水産と飲食の商売があり、駅の周りには暮らしを支える店と事務所が並び、伊豆や富士山を目指す観光の流れもある。製造業の工場もあれば、宿泊や交通の商売、農の仕事もある。一つの町に、これだけ多様な商売が同居している。だからこそ、「沼津の会社向けの正解」はひとつではなく、一軒一軒の実情に合わせた設計が要る町だと、私たちは考えています。港の会社と駅前の会社では、忙しい時間も、お客様の層も、電話の鳴り方も違うのですから。
人手不足の波は、この町にも来ている
そして、どの商売にも共通する悩みがあります。人が採れない。募集を出しても応募が来ない。せっかく育てた若手が、都市部へ出ていく。ベテランの引退が近いのに、引き継ぐ人がいない。全国で言われていることですが、地方都市ではその波が一段強く出ます。「人を増やして解決する」という選択肢が細くなっているいま、同じ人数でどう回すか──この問いに、デジタルとAIは現実的な答えを持っています。そしてこの答えは、大都市の大企業のためのものではなく、むしろ人手の限られた地方の中小企業にこそ、効くようにできています。
「デジタルは東京の会社に頼むもの」と、思っていませんか
ここで、一つの思い込みに触れたいのです。ホームページも、システムも、AIも、頼むなら東京や大きな都市の会社──。そう思われている方は、いまも少なくありません。実際、選択肢が少なかった時代は、それが現実でした。遠くの会社に頼んで、打ち合わせはいつも画面越し、担当者は入れ替わり、細かな相談は問い合わせフォームから──そんな距離感に、どこか諦めを感じていた方もいるかもしれません。でもいまは違います。デジタルの相談相手は、同じ町の中に持てる。この記事で一番お伝えしたいのは、その事実です。
同じ町にいる意味──私たちが沼津にいる理由
「近くにいると、何がいいのか」。具体的に話します。
30分あれば、会いに行けます
打ち合わせも、導入後の困りごとも、「ちょっと見てほしい」の一言で伺えます。画面越しでは伝わりにくい現場の空気──店の導線、事務所の机の上、電話が鳴る頻度、貼り紙の文言──を、実際に見て設計できる。仕組みは、現場を見た分だけ、現場に馴染みます。トラブルの日に、顔を見て話せる。「明日の朝、寄ります」と言える。遠くの会社との一番の違いは、この距離です。オンラインの便利さは私たちも使いますが、いざという時に来られる相手かどうかは、パートナー選びの安心の土台だと思っています。
沼津の商売の実情を、肌で知っています
観光のお客様が増える季節と、地元のお客様の日常の商圏。港の朝の時間と、商店街の夕方の時間。この町の商売のリズムを、資料ではなく生活として知っている。だから「その業態で、この町なら、この形が現実的です」という提案ができます。よその成功事例の直輸入ではなく、この町の実情に合わせた翻訳ができる、と言い換えてもいいかもしれません。地元の開発会社の価値は、技術だけでなく、この土地勘にあります。「夏の観光シーズンと年末の地元需要、両方の波に耐える設計を」という会話が、説明抜きで通じる。この速さは、資料では買えません。
逃げも隠れもできない、という責任
正直な話もします。同じ町で看板を出すということは、いい加減な仕事ができないということです。お客様と道で会う。評判は商店街を一周する。だからこそ、売って終わりの商売は、この町では成り立ちません。納品して終わりではなく、育てて伴走する。私たちの仕事の流儀は、沼津で商売を続けるという覚悟と、地続きです。逆に言えば、貴社は「逃げられない相手」を選べるということでもあります。
お金が町の中で回る、という話も少しだけ
もう一つだけ。デジタルの外注費が、毎年町の外へ出ていくのと、町の中で回るのとでは、長い目で見て地域の力が変わります。私たちも沼津で人を雇い、沼津で税を納め、沼津の店で昼を食べ、沼津のお客様の売上に貢献することで自分たちも育ちます。地元に頼むことは、巡り巡って、貴社のお客様の財布にもつながっている。手前味噌を承知で、この構図をお伝えしておきたいのです。地元の会社同士が支え合う経済の輪の中に、デジタルの仕事も入れてもらえたら嬉しい。それが本音です。
沼津の会社から、よく伺う3つの相談
実際のご相談の風景から、この町の「あるある」を3つ紹介します。
相談①:観光のお客様と、地元のお客様。両方に応えたい
観光で来られる方には、営業時間・場所・メニューの質問に多言語も含めて即答したい。地元の常連さんには、これまでどおりの顔の見える商売をしたい。この「二つの顔」の両立は、港と観光を併せ持つ沼津らしい課題です。答えの方向はシンプルで、定番の質問はAIの窓口が24時間受け、常連さんとの関係は人が深める。旅の計画は夜のリビングで立てられるので、夜も開いている案内係は、観光のお客様との最初の接点になります。観光地を抱える町の商売にこそ、この分担は効きます。多言語の質問に夜中でも答えられる窓口は、人を一人雇うより、ずっと現実的な国際化です。
相談②:電話が鳴りやまない。でも人は増やせない
昼の仕込み中に、現場の作業中に、電話が鳴る。出られなければ機会を逃し、出れば手が止まる。この悩みには、順番のある答えがあります。まず、よく聞かれることをホームページやLINEに先回りで置く。これは費用ゼロです。次に、AIの窓口が定番の質問に即答する。電話に残るのは、本当に電話が必要な用件だけ。人を増やさずに、窓口を強くする道です。仕込みの手を止めずに済む昼が戻ってくるだけで、現場の空気は変わります。
相談③:ベテランの技と勘を、次へ残したい
職人の頭の中にある知識、番頭さんしか分からない段取り、社長の判断の基準。長く続いてきた会社ほど、強みは人の中に貯まっています。それは誇るべき財産であると同時に、その人にしか開けられない金庫でもあります。それを記録し、形にし、AIにも教えて全員で使えるようにする。属人化を解く仕組みづくりは、承継の準備そのものです。「まだ先の話」と思っているうちが、実は一番の始めどきです。技術も想いも、元気なうちにしか、言葉になりません。
小さく始める、沼津サイズのデジタル
「うちみたいな規模で、AIなんて」と思われた方へ。
大企業の真似は、しなくていい
沼津の中小企業に必要なのは、大がかりなシステムではありません。よくある質問に答える窓口、会社としての答えの整備、お客様とのやり取りの記録。この三点セットだけで、現場は目に見えて軽くなります。何百万円の大規模システムの話は、必要になったときにすればいい。まずは月々の負担が読める、小さな仕組みからです。背伸びした投資より、身の丈の一歩。私たちの提案は、いつもそこから始まります。「小さく始めて、効果を見て、育てる」。沼津サイズの正攻法です。
費用ゼロの一歩から、道は始まる
最初の一歩は、お金がかかりません。1〜2週間、電話と来店で聞かれたことをメモする。よく聞かれる質問の答えを、ホームページや店頭に先回りで置く。ここまで費用ゼロ。道具を買う前に、現状を知る。商売の基本と同じ順番です。そのメモが、AIを入れるかどうかの判断材料にも、入れる場合の教材にもなります。始め方の相談だけでも、遠慮なくどうぞ。レジ横の正の字メモから始まったデジタル化、というのが、この規模の町の一番リアルな物語だと思っています。
「まず話す」から始めて、いいのです
私たちへの相談は、売り込みの入口ではありません。話を伺って、「まだAIは要りません。先にこっちを整えましょう」とお伝えすることも、実際に多くあります。同じ町の相談相手として、貴社にとって一番得な順番を、正直に言う。それが私たちの営業方針です。今日売れるかより、十年お付き合いできるか。町の商売の物差しは、私たちも同じです。
沼津から、静岡全域へ──それでも本店はこの町に
私たちの現場は、沼津だけではありません。三島、富士、御殿場、裾野、伊豆の各地域。東部一円は日常の行動範囲ですし、静岡市や浜松の会社ともオンラインと訪問を組み合わせてお付き合いしています。全国対応も、オンラインで問題なくできています。東西に長い静岡県は、実は「近くに相談相手がいない」エリアの多い県です。その隙間を、訪問とオンラインの両輪で埋めるのが、私たちの役割だと思っています。
それでも、本店は沼津です。この町で創業し、この町の会社の役に立ち、この町で「AIは、沼津の中小企業でも普通に使える」と証明すること。それが私たちの原点であり、これからも変わらない看板です。いつか「沼津の会社は、デジタルが普通に回っているね」と県の内外から言われる日まで、この町でやり続けます。
よくある質問(FAQ)
Q1.本当に、すぐ来てもらえるのですか? A.はい。沼津市内なら、日程が合えばすぐ伺えます。移動に半日かかる距離ではないので、「午後ちょっと来てほしい」にも応えやすいのが地元です。初回のご相談は、貴社にお邪魔して現場を拝見しながらでも、私たちのオフィスでも、オンラインでも。「まず顔を見て話したい」というご要望は、地元の会社の一番の使いどころだと思っています。ご都合が合えば、朝いちでも夕方でも調整します。
Q2.従業員数人の小さな店ですが、相手にしてもらえますか? A.むしろ中心のお客様です。私たちのお客様の多くが、静岡の中小企業・小規模事業者です。少人数の会社ほど、一人あたりの負担が重く、仕組みの効果は大きく出ます。ご夫婦で回すお店、一人親方の現場、家族経営の会社。規模を理由に断ることはありません。
Q3.費用はどれくらいかかりますか? A.内容次第ですが、考え方は明快です。いまの手間(対応時間×件数)を数え、それと見比べて判断する。月々の負担が読める小さな構成から始められます。費用ゼロで始められる整備からご案内しますし、金額が必要な段階では、内訳を隠さずお見せします。地元での評判がすべての商売なので、不透明な見積もりは出せません。
Q4.相談には、何を準備すればいいですか? A.手ぶらで大丈夫です。「何に時間を取られているか」「何が続くと困るか」を頭に浮かべて来ていただければ十分。よく聞かれる質問のメモがあれば、話はさらに具体的になりますが、なくても現場を伺いながら一緒に整理できます。
Q5.沼津以外(三島・富士・伊豆など)ですが、対応してもらえますか? A.もちろんです。東部一円は訪問での対応が日常ですし、県内全域・県外もオンラインを組み合わせてご支援しています。「静岡の実情が分かる相談相手」として、エリアを広くお役に立てます。
Q6.まず何から始めるのが正解ですか? A.聞かれていることのメモ、これだけです。1〜2週間の記録が、貴社のデジタル化の設計図の一枚目になります。メモを眺めながらの30分の壁打ちで、やるべき順番はたいてい見えてきます。順番さえ決まれば、あとは一歩ずつです。
Q7.AIやデジタルの話を聞ける場は、ありますか? A.はい。地元でのセミナーや勉強会でお話しする機会も、これまで重ねてきました。地元の経営者の方々に、売り込み抜きで最新の実情をお伝えする場は、これからも続けていくつもりです。開催情報はホームページでご案内していますので、お気軽にご確認ください。
Q8.相談したら、契約しないといけない雰囲気になりませんか? A.なりません。相談の結果が「今は何も導入しない」でも、まったく構いません。押し売りをすれば、その評判ごと町に残るのが地元の商売です。同じ町の会社です。長い目で、必要になったときに思い出していただければ十分。その距離感でお付き合いできるのも、地元同士の良さだと思っています。
沼津の会社のデジタルの相談相手に、株式会社Milestoneを
沼津で商売をする悩みは、沼津の実情を知る相手と話すのが、一番早い。人手不足も、電話の負担も、技の承継も、この町のリズムに合わせた身の丈の一歩から、確実に軽くしていけます。港の会社も、商店街の店も、工場も、事務所も。それぞれの形で。デジタルの相談相手は、遠くに探さなくていい。同じ町の中に、います。道で会ったら、会釈できる距離に。
私たちMilestoneは、静岡県沼津市を拠点に、AIチャットボット・AIシステムの開発と導入支援を専門に行っています。「AIを使う」のではなく「AIを制御する」を核に、沼津の、東部の、静岡の会社の長期パートナーとして伴走します。
こんなご相談を歓迎しております
- まず一度、顔を見て話を聞いてみたい(沼津市内・東部はお伺いします)
- うちの業態・規模で何ができるか、現場を見て意見がほしい
- 費用ゼロで始められる整備から教えてほしい
- 電話対応・観光対応・承継準備など、この記事の相談に心当たりがある
- セミナーや勉強会の情報を知りたい
訪問対応(静岡県内・隣接エリア)、オンライン対応(全国)、どちらでも可能です。30分ほどお話を伺うだけで、貴社の「最初の一歩の輪郭」は、たいてい見えてきます。
▶ ご相談・お問い合わせ https://milestone-net.com
「資料だけ見たい」「他社と比較検討中」というライトな段階のご連絡も、歓迎しております。
「やりたいをできるに、できるをできたに」。同じ町の長期パートナーとして、責任を持って伴走します。
株式会社Milestone(マイルストーン) 代表取締役 大石 湧斗(おおいし ゆうと) 所在地:静岡県沼津市
中小企業向けAIシステム開発・導入支援。「AIを使う」のではなく「AIを制御する」を経営の核に据え、業務にフィットしたAI導入を伴走型でご提案。静岡県全域と隣接エリアで対面対応可能。「やりたいをできるに、できるをできたに」をミッションに、貴社の長期パートナーとして責任を持ってご支援します。