社長日誌 Vol.29「次の一手」

2026.3.21(金)|大石 湧斗(おおいしゆうと)『AIチャットボットのシステム会社』

今日は事務所にひとりで引きこもっていた。

メンバーの松本とオンラインで作業しながら、会社の次の一手を考える1日。経済ニュースやオーディオブック、ポッドキャストで経営の勉強をしながら、手を動かし続けた。

地味な1日だ。でもこういう日に考えたことが、半年後の会社の形を決めると思っている。


AIチャットbotの「もうひとつの売り方」

弊社のAIチャットbotサービスは完全受託開発で、一件一件丁寧にやっている。このスタイルは崩さない。

ただ、それだけでは世の中に広がらない。Vol.23で書いた「スケールの壁」だ。

そこで考えているのが、HPやSNS上だけのAIチャットbotなら、誰もが簡単に手軽に導入できる仕組みを作ること。バックエンドを整えて展開していく。

SaaSのスタイルで、利用企業のエンジニアやシステムに詳しい人がカスタマイズしてやる方式もあるけど、それだと他のサービスと同じであまり効果のあるAIチャットbotが作れない。だから弊社が構築して、月1回担当との定例でAIの学習進化とマーケティングのフィードバックを行って、ビジネスをAIチャットbotやシステムから支援していくサービスにしたい。

これが実現できたら面白い。まずは静岡県のDXを促進させていく

そのためには、運用システムの環境をバックでしっかり構築して、マニュアル化して、ランニングコストを落として運営できる体制を整える必要がある。ここ最近投資が重なっているけど、踏ん張りどきだ。耐えて、しっかり事業成長させていく。


あえて競合の市場に踏み込む

今までの受託開発は、初期費用で構築して一件一件運用していた。開発したものは権利として開発会社に帰属するので、解約後も残るし、販売権利があるから横展開もできる。要するに資産になる。ここが価値だった。

でも今回、あえて同じAIチャットbot会社と競合する立ち位置を取りに行くことを決めた。

品質で言ったら日本ではかなり自信がある。だからその市場に踏み込みに行く。Vol.20で「いいシステムより売れるシステム」と書いた。Vol.24で「マーケティングに問題がある」と書いた。今日はその答えのひとつとして、売り方そのものを増やすという選択をした。

受託の完全カスタマイズと、手軽に導入できるサービスの二段構え。使い分けができれば、もっと世の中に貢献できるんじゃないかと考えた。


かざあな隊の小井さん

もうひとつ、大きな決断をした。

令和の虎にも出ていた「かざあな隊」の小井さんとMTGをして、実際に彼のサービスを利用しようと決めた。

Vol.21でオンラインセミナーの話を書いた。あのときは90万の投資で悩んでいた。今回も比較検討してみて、料金は同じくらいだったけど、結果で考えたら僕らのビジネスモデル的に中小企業より大きいところに一発入っていくほうが時間対効果がいいと判断した。

自治体や大企業、AIに積極的で投資を厭わない中小企業さんに、かざあなを開けて取引できるようにしていく。

僕自身も営業や商談スキルのいい経験になると思う。いい技術は持っているけど営業で苦戦することもある。だから他社さんと一緒に、この課題を物理的にクリアしていく。

Vol.28で父に「ビビってるだけだ」と言われた。提案じゃなくて発想で巻き込めと。今日の決断は、その教えを実践に移した第一歩だと思っている。

この結果も包み隠さず、この日誌で評価して進捗もどんどん掲載していく。


二段構えの全体像

整理すると、弊社のAIチャットbot事業はこれからふたつの軸で進めていく。

ひとつは受託の完全カスタマイズ開発。大きな案件に絞ってアプローチしていく。かざあな隊のサービスも活用して、自治体や大企業への道を開く。

もうひとつは手軽に導入できるサービス型。HPやSNS上のAIチャットbotを、インターン生でも金子の指導の下で完成できるプロダクトとして、格安で導入できるようにしていく。

この二段構えが回り始めたら、会社の形としてかなり変わってくると思う。


今日の終わりに

ひとりで事務所に引きこもって考える日。派手さはゼロだけど、こういう日が一番大事なのかもしれない。

Vol.3でも書いた。経営って地味な日の連続だと。でもあのときと今とでは、「地味な日」の密度が全然違う。考えていることのスケールも、見えている課題も、打とうとしている手も。

28日間社長日誌を書いてきて、自分の思考がどんどんクリアになっていく実感がある。書くことで整理される。整理されるから次の一手が見える。

次の一手は見えた。あとは実行するだけだ。


株式会社Milestone(マイルストーン)『AIチャットボットのシステム会社』 代表取締役 大石 湧斗(おおいしゆうと) 社長日誌 Vol.29「次の一手」

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